ここ最近、ずっと村山惣作さんの書かれた本を読んでいます。村山惣作さんの書かれている本を参考として、書いてみます。
神勅(しんちょく)とは、神様からのご命令のことです。
数々の神勅があるなかで、とても有名なものがこの「天壌無窮の神勅」というもの。
神様が天界から地上世界へ下られるときに、天照大御神は「地上世界を知らせ」と命令している。
この「知らせ」というのは、「国を平定し、産業(当時は農業)を興して、国を安定することが必要。ひとつにまとめよ。」といった意味になります。
これは天皇のご先祖に当たる邇邇芸命に命令をされました。
つまり、「天皇は国をまとめる中心になりなさい」ということ。この天皇の役割は邇邇芸命以来ずっと変わっていないということです。
神武天皇以来今日まで天皇と国民の間に対立はなく、「国民は大御宝(おおみたから)」とされた天皇。どの天皇もそうでした。
天皇は国民から一切搾取することはなく、こういった君主は、ヨーロッパ人には想像もできませんでした。
天皇陛下は、天界と地上とを霊的に結ばれているご存在で、いわば臍の緒のような役割の方になるそうです。そして、先程の天壌無窮の神勅を守れるよう、毎日、世界の平和、国の安寧、国民のことを祈ってくださっています。
そして、私たちは、そういった役割のある天皇をしっかりとお支えしなければならない、といった使命があるのです。
これが、国民の使命であり、私たちはそれをするために生まれてきた「神様からのお使い」と言うことのようです。
では、どうすればいいのでしょうか。
それは、単刀直入に言うと、「働くこと」なのです。
先程、天皇は、「国を平定し、産業(当時は農業)を興して、国を安定することが必要。ひとつにまとめよ。」と言われていますね。
つまり、私たちは、天皇がその役割を果たせるように、動くことなのですね。
つまり、私たちがそれぞれ働けば、天皇をお支えすることに繋がるのですね。
働いて、国家の安寧、発展のお手伝いをさせていただくこと。
これが日本の全ての人に当てはまる使命なのです。