夏も本番になってきました。暑さに負けず頑張りましょう。

産子の心得〜相曽誠治先生に習う

こんにちは。久しぶりの更新になり、すみません。

いつもHPを訪れてくださっている方、ありがとうございます。また、いつも「いいね」くださっている方、ありがとうございます。

さて、色々と混乱している状況だからこそ、いくつか情報を出していきたいと思います。

今日は、産土神のことについて少し書かせていただこうと思います。

今日のお話は、相曽誠治さんの「サニワと大祓詞の真髄」という本を参考にして書かせていただきます。

相曽誠治さんのお話

何度もこちらのブログに登場している相曽誠治先生。

相曽さんの本は、今の時代、こんなことを言うと問題発言になりそうなものもあり、また厳しいので、お怒りになる方もいらっしゃいます(笑)。私ももし若い頃、このお話を聞いていたら素直に受け入れれていたかどうか。

でも、特にこの14年間ですが、夢で色々と神界のことを受け取って教えてもらったこともあるのですが、この相曽さんの本と一致しています。またクライアントさんのセッションの中でもこの教えと合致するものに数多く立ち会ってきました。また夢の中で、「この相曽さんの情報は本当ですよ」と見せられるものもありました。

これら著書の中でのご発言ですが、よくぞ勇気を出して書いてくださった、という感謝の気持ちでいっぱいになります。とても信頼している先生の一人です。さすが、誰も除霊できなかったものすごく大きな霊の団体を、唯一祓えた方だなと思います。これだけ真っ直ぐで、意思を貫かれる方だと、そりゃ、霊も怖いだろうなと思います。

さて、今日はその中で、産子の心得、というところの相曽さんのお考えをシェアしたいと思います。これには皆様お一人お一人ご意見はあるかと思いますが、有能な立派な古神道家の先生のご発言を、一つの参考にしていただけたらと思います。

産土神社とそこに住む私たち産子

それぞれの土地にある小さな神社がありますね。それを産土神と言います。
自分の住んでいる土地の神社がウムスナ神社と言います。
ウムスナ神は、大国主神の御子孫の神々になります。

日本全土は、霊界いる大国主神が責任を持って守護されており、穏やかに安らかに治まるよう、尽力されています。

そして、反面、現実世界の政治や経済、教育、法律などは、天孫(天皇)が受け持たれるようになっているそうです。

高天原神界と出雲神界の取り決めに基づいていいるからだそう。確か、古事記にこのやりとりが書かれていますね。この契約に従って、今でも霊界は動いているとうことですので、産土神もこれに従って毎日役割を果たされているそうです。

産土と漢字で当てているように、その土地を霊的に支配されている神様が産土神だそうです。

そして、その土地の上に住ませていただいているのが、私たち産子となります。

宗教の自由は霊的な観点から見れば、大きな間違い

そして相曽誠治先生は続けてこうおっしゃっています。

大国主神が治めている産土神界の管轄にクリスチャンや、仏教徒などの神道以外の宗教を信じている産子が混じっていますと、見過ごせない問題になる。

サニワと大祓詞の真髄

見過ごせない問題って、なんだろう・・とわたしも頭をひねって考えましたが、よくわかりませんでした。

同じ土地であっても、クリスチャンや仏教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒などもいます。日本人でも全部が産土神道に統一されているとは限らない、新興宗教を信じている人もいるとのことで、これが、見過ごせない問題になると。

産土神は霊的な親。親に背いてまで異教の宗教に染まりますと、親の立場としては「家訓に従ってほしい」と顔をしかめるのは当然のことです。

サニワと大祓詞の真髄

そして、相曽さん、続けてこう書かれています。

こうなると魂に素直さがあるかないかの問題になります。
日本人として比較的純粋な精神を持っていれば、他の宗教からの誘いを受けても自然に遠慮するはずです。

親の許しを受けないで外国の宗教は新興宗教を信じるのは、一種の利己主義です。

心を他の宗教に売り渡しながらいつまでも世話だけなり、ぬくぬくと住んでいるようなものです。もし他の宗教を信じたいのなら、いっそ信じる宗教の本拠地に移住されたらいかがでしょうか。

サニワと大祓詞の真髄

すごく厳しいこと書かれていると思います。でも大国主様や産土神様のお立場を考えると、確かに迷惑な行為かもしれません。スピリチュアルも一つの宗教ですから。これも相曽先生的には、やはり良くないでしょう。というか実際別のページでは、そう書かれています。

以上からのお話で、ひとつ思い出す出来事

スピリチュアルから抜け出すセッション、というのがあるのですよね。確か、この時は前世療法で取り組みました。
ある方の体の中に、あるヒーラーさんのセッションよりたくさんの別のものが入っていたので、これを取り除く為に、セッションをしていただきました。これはセラピーでないと、無理なのですね。

ある場面がそのセッションの中で出てきました。そのヒーラーさんのお宅の一室にたくさんのお札や、仏像、龍、天使の置物、ガネーシャの置物が置いてあり(実際に置いてあるそうです)、神様同士喧嘩している場面が浮かんだそうです。

そして、少し権力の争いもあったようで。また日本の神様はさすが謙虚だなと思ったのですが、隅っこに寄っておられたそうです。

この場面で、私はここの御宅は神様なんていなくて悪霊の住処だと思っているのですが、それでも、私に教えとして、象徴としてクライアントさんの産土神が出してくださった場面だと判断しています。

同じ場所にたくさんの神々の置物を置いて、こう言ったやはり図が出来上がってしまいますね。

神棚とお仏壇を向き合わせにしてはいけないという古いしきたりもありますね。やはり場所というのは意味がありますし、また混合するというのは、ちょっと。

またそのセラピーでは、お身体の中にたくさん別のものが入っており、そう言った神様の像がたくさんあったとは思えないくらい穢れていました。だから全然ご加護どころか・・・悪霊の住処です。

相曽誠治先生のお話を思い出す出来事でした。

災いを避けるためには、常日頃から産土神と密着していなくてはいけない

また続けてこう書いてあります。

わがままを続けていますと、いつかは天罰が下ります。思いもしないような交通事故や旅行中の災難などです。

災難を避けるためには、常日頃から産土神に密着していなくてはなりません。そうすればいくら危うい宿命を持っていても、どこかで産土神が霊的なヒントを与えてくれるはずです。《なんとなく気が進まない》と潜在意識で感じるのも産土様の立派なお示しの一つです。

サニワと大祓詞の真髄

別の宗教を信仰することを「わがまま」だと表現してあります。(もし私の勘違いでなければ。)わがままになるのですね。

「なんとなく行きたくないなぁ」っていうのも、ヒントを与えてくださっているのですね。感謝感謝です。

産土の神様に願うのに遠慮はいらないとのこと

よく神社に行かれて、「神様にお願い事をするのはあまりにも失礼だから、感謝だけ述べて帰る」と聖人のようなお方もいらっしゃいました。

でも、相曽さんは、こうおっしゃっています。

自身の健康や経済的な安定、家族の幸福などを願うのに遠慮は要りません。何も指を咥えてみている必要はありません。大いに求めてけっこうです。

サニワと大祓詞の真髄

相曽誠治先生だったか、勅使河原大鳳先生だったか、どちらかがおっしゃっていましたが、「大体、一度に様々な神様にお願いをするから叶わないのだ」と。普通に日本の神様だけを信奉しとけばいいものを・と書かれていたのを思い出します。

まとめ

ということで、まとめです。

産土神は、大国主命様のご子孫であること。その方々が、全国に役割を持って配属されておられます。

産土神さまはそこの土地が安定、発展するように、また他所から変なものが入ってこないように、しっかりお守りくださっています。土地の食べ物が豊かに成るのもこの産土神のおかげです。私たちが事故に遭わないようにしっかりお守りくださっているのも、産土の神様です。

こうやってお守りくださっている神様の信仰に従わないのは、やはり御無礼に当たるかもしれませんね。

とは言っても、相曽先生も「憲法で宗教の自由は定められているので致し方ない」と前置きはされています。ただ、霊的な視点でみた時は、やはり失礼に当たる、と言ったお話でした。あのクライアントさんのセッションからも、確かに・・・と思っています。

ということで、今日はこのあたりで。ありがとうございました。

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