大祓詞を唱えたら、こんないいことが起きる
こんにちは。ヒーリングルームNatural*Garden川村です。いつもブログにお越しくださり、ありがとうございます。
今日は大祓詞の功徳効用を書いてみたいと思います。これは古神道家である勅使河原大鳳さんの著書「大祓入門」から抜粋して、そして、口語訳を少し私がさせてもらいました。おそらくこれでいいかと思いますが、もしこれを読んでくださっている方で間違えがあるという場合があれば、教えていただけると助かります。よろしくお願い致します。
大祓詞の功徳効用
①神仙奉道の一大事は「祓い清め」にある。「清め」に一歩近づくことは、神に一歩近づくことである。
②九玄七祖父母五族累業(自分の先祖や家族、子孫、遠い祖先遠い子孫も含まれる)の冥罪を消除し、真澄清明なる本体に復元できるだた一つの方法は「祓い清め」である。
③「祓い清め」と元としない神拝祈念・神事祭典は、決して、真の天地の八百万の神々のご霊験をいただくことはできない。
④「祓い清め」は同時に神につながる道である。汚れ穢れているものは、はすなわち邪神妖魔につながる道であるので、毎日謹んで大祓詞を奉誦して、神様を尊敬しながらも神の恩恵を祈ってそして、神の道に従って行動し、全てのこの世の汚らわしい邪気や罪科による祟りや障り、災禍不祥の凶事を祓い清めて、霊魂を浄化し、純化し、美化して、清浄無垢、真澄清明である本体に復元することができる。
⑤「祓い清め」というのは一つの神法であって、一切の真澄・清明・浄化を第一とした神の道を習得する方法である。
⑥「大祓詞」は虚仮空想の文字ではない。神界における神々が現代に行為される神秘尊厳なる事実を、そのまま言葉にしてお祈りしているため、正しい本当の神界に感応道交するのである。誠意ある態度で、純粋な気持ちで、真心を持って唱えるために、神の徳に感応するのである。そのため、具体的な神験の実例が沢山があり、これは何も偶然のことではなく、当然のことである。
⑦一般家庭においては、「祓戸の神」を祀らなくとも、普通の神棚に思うままに祓戸の神の御霊を祭祀しても差し支えはない。
⑧家庭の神棚に「祓戸の神たち」をお祀りていない場合は(ほとんどのがこの場合に当たると思う)、必要に応じて、心中に祓戸の神のお名前を奉唱して(かけまくもかしこき祓戸の大神たち・・・と)そのご守護祈念するだけでも神徳を拝することができる。
⑨天津祝詞は神拝祈念の折、大祓詞奉唱の前に二回、または数回繰り返して修唱すべきものである。また、大祓詞奏上の暇がない時には、大祓詞の代用として修唱しても差し支えがない
⑩「大祓詞」は身に犯せる罪はもちろん、心の裏の邪念妄想、また気づかないうちにしてしまっている過ちの咎も祓い清め解除して、諸々の災禍凶事を免れることをさせ、清明善良の心念を起こさせて魂を浄化して、そのために、幸福と吉祥を招いて寿命を延ばすことのできる神術である。
11 古代(縄文時代・神と人間がまだ同居していた時)は、別の教法を言って人に教えを説く必要もなかったために、後世のように、役人が作った刑法もなかった。ただ、人民の罪穢れがあるときは、この大祓神事を行なって、心身を清めさせて良い行いを累積させて、世の中が治まり、国土が静かになっていた。これは実に貴重なことで、深くて情け深いほどの貴重な儀式だと仰ぎ敬うべきものである。