こんにちは。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
ブログの記事を更新しようと張り切っていたのですが、すみません、この1ヶ月魔と戦う毎日で😌
大変失礼いたしました。私どんなに頑張っても、止まってしまいます。大分、気をつけるのですが。
さて、今日は今まで皆さんから夢のことについてのご質問を受けていましたが、よくあるご質問のひとつをここにまとめたいと思います。
夢を使ってメッセージを送ってきてくれることがよくあります。古事記にもあるように、歴代の天皇などは夢を通してメッセージを受け取られている箇所が、沢山出てきます。
ただ、この声ですが、正しいところから来ている時と、間違ったところから来ている時、両方が考えられます。
ですから、そこで審神者(サニワ)が必要になってきます。
でも、やはり最初の頃は、どちらからかの声かがわからないことがほとんどだと思います。私自身も夢の修行を受けて来た者ですが、未だに判断が難しいところがあります。ですので、このメッセージが正しいところから来ているものなのか悪いところから来ているものなのかをまず疑います。そのくらいがちょうどいい(笑)。すぐには飛びつかないようにしています。
奈良時代末期の女帝で、称徳天皇 という方がいらっしゃいました。そして、その称徳天皇の溺愛した弓削道鏡という人が天皇の地位を狙います。当時、この道鏡という人は、実権を握りとんでもない政治をしており、困っていました。
そして、称徳天皇のもとに「宇佐八幡宮で道鏡を天皇にすれば、天下は泰平であろう」とのお告げがあったとの報告が届きます。そこでそれが本当かどうかを確かめてほしいと称徳天皇が僧侶である和気広虫に頼みますが、訳があってその弟の和気清麻呂に宇佐八幡宮へ赴き神託を確認するように勅しました。
そして、宇佐八幡宮に篭って御信託を受けようとするのですが、1回目のお告げでは「道鏡を天皇にするといい」と言われます。そして、確かめるために2回目3回目のお告げで「我が国は開闢以来、君臣の身分は決まっています。臣下が君主になったことは未だありません。天皇には必ず皇族を即位させよ。これに背くものは排除せよ」と受け取ります。つまり、道鏡は天皇にはなってはならなく、排除せよ、ということでした。
ここでのお話なのですが、1回目の時のお告げと2度目3度目のお告げが全く逆ですね。最初のお告げは別の声ということになります。悪の声だったのでしょう。こうやって天皇のお使いをされるお方でも、別の声が聞こえています。また当時から、そう言った「偽りの声がある」ということがわかっていたのではないでしょうか。2回目3回目とお告げを求めています。これも一つの審神者といいます。
審神者をすることが現代でもとても大切です。
こうやって別の声が聞こえてくることは、普通にあります。
例えば、殺人を犯す人の中に「殺せと声が聞こえた」と言うのを聞かれることあると思うのですが、あれは嘘でもなんでもなく、実際にその声が聞こえたのだろうと思います。そう言ったことを神様がおっしゃることはありませんね。悪魔の声です。
悪魔は何が狙いかというと、簡単です。
「個人を壊す・家族を壊す・国家を壊す」ことを目的としています。和気清麻呂のお話も明らかに国家を壊そうとする声でした。この殺人者の声も、個人を破滅させる声ですね。殺人をさせるわけですから。
いいものだったらいいのですが、真逆の方向へ自分を持っていく声もありますので、注意が必要です。
そして、悪魔の特徴の一つなのですが、悪魔って変身することができるのです。つまり、声も変身することが出来るのです。一度私は、母の声で「働いてはいけない。休みなさい。」と言われたことがあります。
私が本気を出されると悪魔は困るので、そうやって母の声をコピーして、声として私の頭の中で響かせることがありました。
音もコピーをすることができます。楽器の音なども人の声も。そして、それを人の頭の中で再生することができます。
もちろん、姿も変えます。一度夫の姿となって、私を襲って来たことがありました。夫の姿となってキスをされ、そして、私の力をとって逃げたことがあります。ただ。必ず尻尾があります。唇が真っ黒でした。姿に見える時は結構わかりやすかったりするのですが、声だけだととても判断が難しくなります。
それを神様はご存知だからだと思うのですが、基本、神様からのメッセージは、映像から送ってくださることがほとんどです。何かしらの風景を見せて、そこから読み取るものです。ストレートにメッセージとしてくることは稀だなと感じています。
夢を読み取ってメッセージを送ってくださってくるような、暗号的なものがほとんどです。
声だけでくる時は、余程のことの時のような感じがします。
声だけでくる時は、一旦、別の声を疑って、全く構いません。
ではどうすればいいの?と言ったお話ですよね。
おすすめは、メモだけとっておいて、あとは忘れることです。
正しい神様から来ているメッセージであれば、必ずそのメッセージの内容を意識しておかなくても、そこに自然と導かれます。そしてその時に、「あ、あの夢のことだ!」と閃きが同時に起こります。
またその夢が大切な夢なら、必ずずっと覚えています。
内容にとらわれて動いていると、「この人は夢でどんなことでも動くのだな」と悪魔が判断して、その人を混乱させるような夢をどんどん送ってくるようになります。そしていつの間にか、行動を破滅の方へ向かわせるように仕組んできます。
ですから、忘れるくらいがちょうど良いのですね。
夢のお問合せが多い中で、この「声」のことが多いのですが、ようやくまとめることができました。
今、チャネリングというのがありますね。どうしてここまでわかってしまうのだろうと思われるご経験をされたこともあるでしょう。でも本来は、そこを審神者しないといけないくらいのものでした。
また、占いも然りです。
そこが昨今省かれてしまっているので、それが正しい神様からなのか、また間違った悪魔の声からなのか、の判断が抜けているのですね。ここを忘れてはならないでしょう。
そのメッセージ内容が当たっていても、悪魔からの声のことも普通にあります。
そして、夢で受け取る場合も同じです。どうでもいい内容ならばいいのですが、人生を揺るがすような内容のメッセージの時こそ慎重にならなければなりません。
ブログにまとめるきっかけをありがとうございます。私の怠慢さで、ずっと書かない流れになってしまっていました。反省です。本来これは私のような者が、表に表さないといけないものです。私がいけません。
このブログを読んでくださっている多くの方が、悪魔の声から救われますように。