夏も本番になってきました。暑さに負けず頑張りましょう。

【ご質問】「スピリチュアル」は人生を幸せなものにすることができますか?

ご質問ありがとうございました。
ご質問の通り、私も目に見えない世界はあると思います。

そういった神の存在に気づき、ともに生きる精神があるのとないのとでは、全然生き方が違ってくると思います。また、この地上にあるものは物質だけではありません。精神も存在しているわけですから、そういったものを信じず生きていくのは、高天原の神性を無視して生きていくと言うことであり、いずれ無理が来るのではないかと思っています。

さて、ご質問のお答えです。

今日は長くなりそうですので、1つ目のご質問にお答えさせていただこうと思います。次回は2つ目のご質問にお答えさせてください。

スピリチュアルは「人生」を 「しあわせ」にできるかどうか

「スピリチュアル」は「人生」をしあわせなものにすることができるでしょうか?
正しいものを信じれば幸せになれるし、今の巷で流行っているスピリチュアルを信じれば不幸のどん底に落ちます。

スピリチュアルといっても、沢山その中に種類がありますね。スピリチュアルをお仕事にされている方は、お勉強をよくされているのだろうと思いますが、皆さんコピーしたように同じことをお一人お一人がおっしゃっているように思えます。

そのお仕事を続けられると気づかれると思うのですが、信じておられる皆さん、精神的にどんどん弱くなっていかれないでしょうか?また「自分は間違っていない」といった自我が強くなり、全く人の意見を聞かなくなって、孤立していかれないでしょうか?。最近のクライアントさんは全てスピリチュアルの知識が入っていますから、私が正論を言っても、言葉が中に入っていかない感じがします。

ひろみ
ひろみ

本当は、そこに向かって、ヒーリングするといいのですけどね。

これでは友達もできませんし、孤立化が進むでしょう。

珍しいことではありません。ごくごく普通に私も含めて誰もがやっていガチなことだと思います。

スピリチュアル本は自分に砂糖を与える言葉のオンパレード

私は、巷で流行っている「スピリチュアル」は、お砂糖の役割をしているなと思います。

甘い言葉です。「あなたは神です」「あなたは間違っていません」「あなたは愛されるべき存在です」などなど。こう言った言葉を聞くと、ほっと和むのも事実ですし、完全に間違っているとも言えません。

時にはお砂糖も必要ですね。美味しいし、幸せになるし。でも過度に取るとどうなります?太るし、太ると体に悪いでしょ?健康に悪い。また、砂糖は依存性が高いので、そこから抜け出せなくなってそこにハマるようになります。

前回、自分の体内に魄と言う虫がいると言う話を書かせてもらいました。そこに砂糖を与えると、蟻なんてどんどん巣を作っていきますよね。蟻(魄)が巣を作るのです。魄(エゴ・我)が身体にはびこります。

エゴが体全体に精神全体に行き渡るのですね。そうなるとどうでしょう。

おそらく周りの方との人間関係も支障が出てきていると思います

日本は和の国、ですから、本当にこれが良いものでしたら、みんなと仲良くなって、生きることが楽しくなってくるはずなのですが、でもどうしてもこうやって分離・分断が起きています。

そうなると、これは国体に反することとなり、よくない思想でしょう。

最近にもニュースになっているようですが、ちょうど家族が亡くなり、そして、憔悴しきってその時にスピリチュアル世界に入り、スピリチュアルヒーラーと結婚して、どんどんおかしくなっていくその芸能人。ご家族がおかしく思われたようです。そして、今から離婚の方に舵をきられるようですね。

この一つの例をとっても、自分自身を壊してしまうケースが本当に多いのです。幸せとは真逆にいきますね。

「スピリチュアル思想」は新興宗教のひとつ

このスピリチュアルという言葉。私は、頻繁に使ってきました。「霊的な話」というときに、この言葉があまりに世間に浸透しているため、この言葉を使ってきましたが、全くの誤りでした。お詫び申し上げます。今後は、神道とスピリチュアルはしっかりと別のもので扱おうと思います。全く別のものです。

スピリチュアル思想は、海外からきている、ある種の思想になります。

そして、私の思想は、神道を軸にしています。

スピリチュアルと神道は分けて見た方がいいでしょう。全く思想が違います。別の宗教になります。あれだけ思想がしっかりしているとスピリチュアルは一つの新興宗教と捉えていいと思います。宗教ならば教祖がいるはずですね。教祖は国家を壊そうとしているものだろうと推測されます。

これはまるで、魔のようです。なぜならば、悪魔の特徴は、「人を壊す」「家族を壊す」「国家を壊す」という、破壊のエネルギーだからです。破壊を目的にしています。

戦後から私たちの思想が狙われていたし、今も継続中

ドイツのゲッペルスという宣伝相が、ドイツ国民に、1934年に警告として文書を出しました。

非常に強大な超国家的勢力が、文明の破壊にもつながる心理戦・神経戦を挑んできている。これに対してドイツ国民は十分警戒せねばならない。この心理戦、神経戦の目的とするところは、人間の純度を落とすことにより現存する国家を内部からむしばんでいこうとするものである。

ゲッペルス宣伝相が挙げたこの超国家的勢力の狙いとする心理戦・神経戦とは次の如き大要である。

人間獣化計画
  • 愛国心の消滅
  • 悪平等主義(男女平等など)
  • 拝金主義
  • 自由の過度の追求
  • 道徳軽視
  • 3S(Sports、Sex, Screen) これに国民の快楽を向けさせて政治に関心を向けさせない政策。
  • 無気力、無信念
  • 義理人情抹殺
  • 俗吏属僚横行(役人の質を落として横行させること)
  • 否定消極主義
  • 自然主義
  • 刹那主義(過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させて生きればよいとする考え方。また、一時的な快楽を求めようとする考え方。
  • 尖端主義
  • 国粋否定(その国の国民性または国土の特徴となる長所や美点を否定する思想)
  • 享楽主義
  • 恋愛至上主義
  • 家族制度破壊
  • 民族的歴史観否定

早くから見抜いていたのですね。どれをとっても、人類の破壊につながる計画ですね。

人間を獣化して、そして、自分たちの支配下におきたい勢力が、ずいぶん前からいたことを表しています。

これ、スピリチュアル思想から当てはめてみてください。ほぼ、当てはまると思います。

そして、日本全体もこうなっていることから、日本にもこの計画が実行されていたことを意味します。

思想を壊していくことが、まず手っ取り早いとたくらんだ人たちがいたということです。

そして、恐ろしいことに、今でもなお継続中です。こういった勢力がまだ存在します。そして、これは古神道界においても古くから言われていたことです。


参考文献

じゃ、何を信じればいいの?

「じゃ、何を信じればいいの?」と言ったことになりますが、ここが一番大事です。

「神道」の精神に戻りましょう。神道の教えは、日本人が幸せになれることを目的とした教えが書かれています。神様のお話もしっかりと書かれています。もし、本を読まれるならば、神道の本を読まれてみてください。

おすすめは、相曽誠治さんの本、勅使河原大鳳さんの本、が最初の取り掛かりとしては、一番読みやすいかなと思います。

神道にも宗教団体になっているものもありますが、その宗教団体の本よりもまず、古神道家の方の著書を読まれるといいと思いました。1冊読んで、そしてその本を何度も何度も読まれてもいいでしょう。たくさんの数を読む必要はないと思います。そのくらい、1冊の内容が濃いのです。簡単につらつらと頭に入ってくる内容でもないでしょう。だから広がらないというのもあると思います。一方、巷で流行っているスピリチュアルは、簡単でみみざわりがいいですからね。よく考えられているなと思います。

神道は、難しいです。でも難しいながらも読んでみられてください。必ず、魂のどこかにひびきがきます。

山雅房さんの書籍がおすすめです。村山惣作さんの御本も素晴らしいと思います。

山雅房さん

私は村山惣作さんの「タマシイの安定は鎮守様から」の本を読み終えた夜、意味は理解していないように思えましたが、しかし一晩の夢で3回排泄する夢を見ました。つまり、タマシイのどこかに響きが起こったのでしょう、浄化力が半端ないのです。私だけじゃなくて、もうお一方は、宮地水位さんの「異教備忘録」を読まれましたが、読み終われたその夜の夢で、神道の紙吹雪が舞ったようです。そのくらい、とても神聖な本になります。私は数百冊のスピリチュアル本を読んできましたが、こんな反応が起こったことはかつてありませんでした。

まとめ

まず、神道に戻りましょう。スピリチュアル本が全て間違っているかというと、正しいものも含まれています。でも国家を潰そうとしているものなので、間違った教えも含まれています。

悪魔の特徴として、正しいものも入れるし、間違ったものも入れるのです。そうやって騙しながら、人々を間違った方向へひきづり込んでいくのです。

悪魔の特徴についてのご質問もいただいていますので、またまとめてみます。

「審神者(サニワ)」すればすぐ分かります。私も全て受け取ったメッセージは、審神者をします。審神者とは、そのメッセージが正しいところから来ているのか、低次元のものから来ているのか、ジャッジする人をいいます。私も必ずジャッジをします。

一方、スピリチュアルは、ヒーラーがそのまま下ろしたものを伝えていますよね。審神者が行われていないのですね。正式なものも考えられますが、邪から来ている場合も考えられます。

私は一応この世界に20年いますので見分けることができるのですが、なかなかその審神者も一般の方は難しいでしょう。

ですので、まずは神道で自分の軸をしっかり整えてやって、そして自分軸をまっすぐにしたら、そう言ったスピリチュアルの本を読まれると、何が正しくて何が正しくないか、が分かるでしょう。

自分が曲がっていると、正しいものも曲がって見える。自分がまっすぐだと、正しいものは真っ直ぐ見えます。自分軸をまず真っ直ぐすることが大切です。真っ直ぐにするためには、神道に触れて、日本人であるDNAを目覚めさせることです。

では次回、2つ目の質問にお答えさせてください。

素晴らしいご質問、ありがとうございました。

ひよこちゃん
ひよこちゃん

最後まで読んでくれてありがとう!

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