最近、色々と話題になっている不倫のことを、神道から見たらどうなのだろうと思って調べてみました。そして、私なりに答えを出してみました。
私は大学で神道を学んでいる者ではなく、個人のいちヒーラーですので、独断と偏見に基づく話ですので、ご参考程度にお願いできたらと思います。
あくまでも私のおしゃべり、独り言 と思って読んでいただけたら嬉しいです。
古事記の中に、日本人のあるべき姿やこう生きていったら良いよ、といった話が書かれています。
不倫はどうなのだろうかと、古事記を読んでみると。
当時、神々は一夫多妻制だったので、一人の男性が複数の人と関係を持つことは当たり前でした。
日本の神様も、これはどう思っておられるのかなとはずっと不思議に思っていました。
ずっと一夫多妻制できた日本。この一夫一婦制を取り入れたのが、明治時代からだと言うことです。
西洋から積極的に文化を入れ、国自体を強くしようと試みた富国強兵を実現しようとしました。それと同時に、一夫一婦制にして文化を正していったと言います。
結局この一夫一婦制という制度も海外から入ってきたものです。海外の方が早かったようです。キリスト教が男女のあり方を色々と説いているようで、それもあったかもしれませんが。
ただ、海外が一夫一婦制にしたのは、性的な行為による感染症が流行ったためではないかという推測が一番濃厚です。
ただ、理由がはっきりとしていないみたいなんですよね。
明治時代から日本も取り入れ一夫一婦制になったわけですから、まだ日本は一夫一婦制の歴史は浅いのにはかわりありませんね。
以前書かせもらったことがありましたが、私が夢で教えてもらったことは、「不倫は子供の殺人行為に当たる」ということでした。人を殺すことが罪に当たることも、大祓詞では罪に当たると謳っていますので、やはり、不倫は良くない、といったことを言っている夢だろうなと思いました。
子どもって大人の不倫、結構見抜いていますしね。結構傷ついているものです。
あと、その夢の中に、殺された子供の姿と、そして、同時に警察官がいましたから、警察が夢に出てくる時は、だいたい、倫理に反しているときが多いですので、やっぱり、そうなのでしょうね。
私の夢は、恐らく神道系から来ていますので、今の時代、やはり、道に反することなのかなと捉えていました。
では、子どもがいなかったら不倫は良いのか・・・といった疑問を持つようになりますね。
大祓詞には、罪に当たることが書かれています。大祓詞から不倫を検証してみたいと思います。
大祓詞に「天つ罪・国つ罪」とありますね。明治以前の大祓詞にはこの「天つ罪・国つ罪」の内容をひとつひとつ書かれていましたが、それも明治以降は省略されている現在に至っているようです。
人間は知らぬ間に間違いもあったり、悪いと知りつつする罪もあり、様々な種類のものがある、ということ。
どんな種類の罪があるのか、を列挙されています。
その中に、「己が母を犯せる罪」、「己が子を犯せる罪」、「母と子を犯せる罪」、「子と母を犯せる罪」、と、くどいように同じようなことが述べてあります。これは近親相姦のことを言っているそうです。
これをそのまま解釈するのもありなのですが、少し踏み込んで捉えるのも大切なようで、これは近親相姦だけではなく、性行為は清らかなものにしなければならないということも含まれているようで、けっして性の結びを享楽本位であってはならない、といったもののようです。根っこは、道に反した快楽を元にした性行為は罪に当たります、といったもののようです。(相曽さんの本を参考に書かせてもらっています。)
不倫は、私が見てきた限り、顕在意識では崇高な関係であると思っていたとしても潜在意識では性欲であったり自分の孤独感を埋めるようなものであったり・・といったもので結ばれているものが多いので、やっぱり、この罪に当たる場合が多いのではないかと考えています。
もし反すれば、社会的に大きな不幸を招きかねないということ。大祓詞には何度も何度も同じことが繰り返されて言われていますね、そのくらい大きな罪として、大祓詞では扱っているということです。
やはり、神道でも、現代の不倫は、「罪・穢れ」の中に入ってしまうのかなと思います。
人が人を好きになること。たまたまその人にパートナーがいてそれでも好きになってしまう・・・その気持ちはどなたも分かると思います。
自分に結婚相手がいて、そして別の人を好きになってしまった・・・といったこともあるでしょう。
でも、それを行動に移して手に入れる行為は、やはり自分本位な行動になってしまいますね。
ぐっとこらえて、そして、自分を律していきましょう。それがあるべき姿だと思います。そうやって自分本位の癖を整えていくのです。何度も何度も自分を正すように繰り返し乗り越えていくと、いつの間にか、出来るようになっているものです。
惚れやすい人は、どうぞ、「その都度来る、天からの忍耐試験」と思って、頑張ってみてください。
人はどんどんと成長をするために生まれてきています。誘惑をぐっとこらえて、自分を律していきましょう。
立派な人間になるはずです。
そして、もし本当にその方と結ばれたいのであれば、そうするのも人生ですが、失うものも多いことは覚悟で。ちゃんと順番をきちんと誠実に対応されれば、罪にならないこともあるでしょう。誠実に行動することが大切です。
また機会を見て、この天つ罪と国つ罪がどういったものがあるのか、ブログにまとめたいと思っています。
私もこの中の罪に当たることをしていて、それは何かというと「おまじないによって正しいものを混乱させる罪」。これは国つ罪に当たるらしいのです。以前書かせてもらったことがありますが、高校時代あるおまじないをして、沢山の人に迷惑をかけたことがあります。そして、結果、代償でしょう、自分の人生もめちゃくちゃになりました。反省をしています。
これが罪なこととは知りませんでした。・・・・無知っていけませんね。なので、またブログでお知らせしますね。
人って、やはり、気をつけないとエゴの声が強くなりすぎてしまいます。そのくらい弱いのが人間だとも思いますので、こういったちょっとした決まりごとがあったほうが、生きやすく感じます。
できたら、学校で教えていてほしかったですね。この天つ罪と国つ罪。道徳の時間に教えていてほしかったなって思います。
神道では、反省し、わびて、人生その後を正しく生きるように努力をすれば、ちゃんと罪は消してくださるそうですので。
私も反省をし正しく生きようと決めたのでした。チャンチャン。
とにかく、おまじないはしない!と決めています。
神様も不倫OK時代でしたから(不倫という言葉は適切ではありませんね)、神様それぞれ色々な意見があるとは思います。ただ、今決まりごととして、そう定められているので。それに沿って生きていかねばならない、というご意見だとは思います。良い世の中にしていくことが、神様の願いなので。
面白いことに、こちらの世界の写しが神様の世界であるということです。
ですので、こちらがその、一夫一婦制になっているので、向こうの世界も一夫一婦制になっているかもしれません。もしかしたら、神界が一夫一婦制になったから、こちらが一夫一婦制になったのかもしれませんしね。
そんなことはないかもしれませんけど、あるかもしれません。色々と妄想しています。
昔、宮地水位さんという方がいらっしゃって、この方は肉体をもって神界に出入りを普通にされていたそうです。そして、神界から、神界の紙や塩、そして、貨幣を持ち帰って来られたそうで、それがまだ残っているそうです。
神界に貨幣が??と思いましたが、神界にも貨幣が取り入れられているようですよ。・・ということは、今の時代 スマホも神様持たれているのかな・・・なんてこれまた妄想しています。^^
ということで、今日は不倫について書いてみました。この世の中、男と女しかいません。間もありますけど、その方たちも当てはまりますね。皆等しく、誘惑は至るところに転がっていることでしょう。しかし、自分を律して美しく生きることが求められていると思います。
正しく生きていき、幸せな人生を築いていきましょう。