残すところ、今年もあと数時間となりました。
お正月。お正月は、その歳神様(新しい年の穀物の実りをもたらし、私達に命を与えてくださる神様、いつも私達を見守ってくれている祖先のことをいいます)をお迎えする”おまつり″です。
おまつりのひとつなのです。
近年では、おまつりというのは、商店街のイベントなどに変化してしまいましたが、本来は、神社や仏さまをお呼びして、一緒に遊んでかえっていただく。そして、また向こうの世界から見守っていてもらうというのが、日本の全てのおまつりに共通している考え方です。
まつりとは、神様を待つ、心待ちにしている人をまつ・・・・からきている言葉なのです。
お正月も”おまつり”
お正月も、このおまつり、に当たります。
年末に大掃除をして、家の中をきれいにし、毎年同じ型のしめ縄や鏡餅などのお飾りを飾って神様や祖先をお迎えします。今年が良い年となりますようにと。
この”まつり”で重要なのが、人の心の中をいかに落ち着かせるかということです。
人々の心と暮らしが安定すれば、村や町、国が安定していくと昔から考えられていました。
日本に古くから非常に大切だとされている考え方
ネガティブな思いが心の中にあれば未来もネガティブに、ポジティブならポジティブな未来になっていく。
この考え方は、古くから日本では すでにありました。
スピリチュアルブームで、私は海外から入ってきた考え方だと思っていたのですが、実は、日本古来からある考え方のようです。
そして、ネガティブな自分を立て直す場が、このおまつりのときなのです。
気持ちを新たにして、新年を 迎えましょう。
そしてポジティブ思考でいきましょうね!
ポジティブ思考が、良い未来を連れてくるのです。
初夢はいつのことを初夢と言うの?
この1年が大体どういった年になるのか、というのを夢で見るのが 初夢だと言われているのですが。
私も一応、夢で啓示などをうけとりますので、この時期はとても・・神経質になっています。
主流は、2日から3日にかけて見る夢が 初夢となります。これは江戸時代後期より、こうなりました。また明治の改暦後は、元旦から2日を初夢とする人も多くいるようになりました。そして、大晦日から元旦にかけて見る夢を 初夢と言っている人もいます。
どれが正しいのでしょうね。
まず、私の体験からすると、大晦日から元旦にかけての夢は、私は大祓の夢を見ます。金縛りにあって、ばーっと赤や黄色や青色緑色の沢山のかたまりが、私におそってきます。そして、それをえいやーと家の中から外に 放り投げます。
私がこうですので、おそらく、大晦日から元旦にかけては、初夢と言うよりも良くない夢を見られる方が多いのではないかと思いますが、これは私は 厄落としだと思っています。
ですので、この大晦日から元旦に見られる夢の内容は、あまり気にされなくて良いと思います。
そして、その次の日からなのですが、私は、毎日夢を①元旦から2日にかけて、②2日から3日にかけて、③3日から4日にかけての、この3日間、その年のおおまかな流れを夢で見ます。この3日間の夢はどれも私にとって大切なメッセージだなと思って大切にしています。
その3日間の中でも、とても印象に残った夢を見る日があります。意味のわからない夢ほど、メッセージ性の高い夢となりますので、特にそういった夢ほど注意しています。3日間夢はいつも見ますが、一番印象に残っている夢を、その年のいちばん大切なメッセージとして受け止めます。
そしてノートの書きとめます。
演技のいい初夢の内容は
寝る前、恐ろしくなりませんか?嫌な夢見たらどうしよう、とかね。私も怖いです。
ただ、今年こそ いい夢を見ましょうね!
演技のいい夢とは
「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」と言われています。
この夢を見ると、その年、とてもいい年になるとか。
富士山は日本で一番高くて大きい山、鷹は鋭い足で掴み取る、茄子は何事も成し遂げる、と言われています。
4番以降は、四扇(しおうぎ、しせん、よんせん)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)と言われており、いろいろな説がありますが、扇は末広がりで子孫や商売などの繁栄、煙草は上昇をしていくもの、座頭は毛がないので「怪我がない」と洒落で家内安全であると言われているようです。
いい夢を見たいものですね。
もし悪い夢を見たときには
不安になられることでしょう。でも大丈夫!悪い夢を見たときには、厄落としだと考えられてください。
今から3つお伝えします。どれか試されてくださいね。これは初夢に限らず、嫌な夢を見られたときは、つかわれると 良いと思います。
① 悪い夢を見たときは、すぐにそれを誰かに話そう!
悪い夢は、誰かに話すことによって、それが起こらなくなります。みんなで笑い飛ばしましょう!
笑う門には福来たる!
人に話して、その悪い波動を 拡散して エネルギーを薄めていきましょう。
そして、反対にいい夢を見たときには、逆に誰にも話さず、胸の中で温めておきましょうね。
言わないほうが叶いやすくなります。
②「昨夜の夢は、獏にあげました」と3回唱える
↑ 獏
獏という架空の動物がいて、獏は夢を食べてくれるそうなのです。
ですので、悪い夢を食べてもらいましょう。
「昨日の夢は、獏が食べてくれました。」と3回唱えます。
③ 宝船の絵を枕の下において寝る~いい夢が見られるおまじない~
室町時代ごろから、良い夢を見るには、七福神の乗っている宝船の絵に「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)」という回分の歌を書いたものを枕の下に入れて眠ると良いとされています。
これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをする、とのことでした。
そしてこの絵の裏に、あらかじめ、獏の絵や「獏」と書いておくのもいいそうですよ。
まとめ
今年は、初夢から嫌な夢を見てしまいました。信じる私は ブルーになりました。やはり新年こそ、いい夢を見たいものですね。
私は、今からこの七福神を印刷して、今回の初夢こそは、この七福神のおまじないをして、眠ろうと思います。
みなさまにとって 来年 幸せで飛躍できるお年となりますように!お祈りしています!
ひろみ