今日は「日拝行」というのを書いてみたいと思います。
気の充電。おひさまの力をいただこう
人にエネルギーを与えながら、または人からもらいながら、生活していますね。今情報がとても多い時代ですが、情報からもエネルギーを貰っているわけですね。
エネルギーを貰っているときは、これが時として、自分にとって不必要なエネルギーであったりすることもあるでしょう。
または、与えるほうに焦点を当てれば、自分が必要以上に無意識に自分のエネルギーを与えてしまっている場合もあります。奉仕精神が強い方は、こういった方が多いと思います。
元気がない、あるいは、疲れた状態にいつもある方は、この不必要なエネルギーを貰っていたり、あるいは自分のエネルギーを過剰に与えすぎていたりと、自分の中のエネルギーのバランスだったりの状態があまり良くないかもしれませんね。こういったときは、強力なエネルギー補給をすることが良いと思います。
そこで、対策なのですが、今回のお伝えしようとしている、「日拝行」という方法です。
太陽のエネルギーを体いっぱいに吸い込みます。太陽からエネルギーを貰うのですね。
お金もかかりませんし、誰でも出来ますし、習慣にしてもらえば良いものだと思いました。
日拝は、太古の昔からの日本の先祖の暮らしの知恵だった
毎朝、日の出の太陽を拝む、といったものですが、これは、太古の昔からの先祖の暮らしの知恵で、そして伝えられてきたものだったといいます。
江戸の末期に岡山県の神職の黒住忠宗さんという方が、大病をされ亡くなりかけていたある朝、日の出の太陽を拝まれると、太陽のエネルギーと一体になる感覚があり、その後、起死回生の天啓を受けられたといったお話があるようです。
最近でも、うつ病をお持ちの方は、毎日、日光を浴びるといい、といった医学的にもいいということで、日光浴が見直されています。
私自身も40歳を過ぎ、結構、ヒーラーの仕事が身体にきはじめたので、この日拝というのをはじめました。陽の気を自分の体に入れる。そして、いい気を人に与える。これを目的にしてやっているのですが、いま1ヶ月が経とうとしていますが、なんとなくですが、いい感じがしています。もう少し充電しなくちゃ、といった感覚もありますが、徐々にですが、いい感じに戻りつつあります。
日拝行のやり方
擬宝珠(ぎぼし)とは。
これを擬宝珠といいます。そして、この穴の向こうに太陽を置いて、そして、感謝を伝えます。
なかなか、日の出とともに・・・といったこと、難しいですよね。そういった方は、朝の10時くらいまでに済ませれば良いようです。また太陽の出ていない曇天の場合にも、そこに太陽があるといった思いで、同じくされるといいようです。続けることが大切だということですよ。
少し慣れてくると、日中の太陽でも何ら眩しさを感じることなく日拝できるようになるようです。私はまだまだ眩しいです。また私は、数分間しておらず、30秒ぐらいで終わらせています。
古神道家であった小林さんも、一般の方もされると良い、と勧めておられます。また、現代の神職さん、古神道家の方も、この日拝というのをされている方が、本当に多いですよ。気を太陽からいただく。私も続けていきたいと思います。
この日拝の行法を、かつてヨーロッパで行った神道研究会でも青い目の人たちに修してもらったところ、彼らにも非常な感銘を与えました。そして始めてから8日目、10日目から、彼らに様々な幸運が訪れるなどして顕著な霊験もいただくようになってきました。そのときも私はつくづく思いましたが、この行法は単純で簡単なだけに、地上の人類すべてに増え編的に広めていける修法であると確信できます。
こう書いていらっしゃるのが、今回参考文献にさせてもらった、古神道家である故・小林美元さんの本の「古神道入門 神ながらの伝統」という本です。古神道のことを、小林さんの言葉を使って、どういったものなのかを教えてくださっています。とてもいい本だと思いました。おすすめしておこうと思います。
まとめ
気枯れしているかたが増えているような気がします。ぜひ、この強力な太陽の力を借りて、元気に自分らしく、生きていけるといいですね。
太陽は、エネルギーを自らに与えてくれるのはもちろんのこと、また不必要なエネルギーも洗い流してくれることでしょう。
太陽、ありがとう!