神社お参りの仕方

「神社に行って、お願い事をしたら、神様に失礼では　ないですか？」と　よく　聞かれます。

いえいえ。そのようなことは　ありません。

神様へのお願い事は、失礼どころか、歓迎されます。

そもそも神様は、「人間は欲のある存在・願い事をもつ　もの」だと、認識されています。だから、全く　OKなのです。

例えば、出雲大社でも、ご祈祷をしていただくとき、神様に何を望んでいるのか、受付のとき、聞かれます。良縁なのか、家族円満なのか、厄除けなのか。それにめがけて　神様が　動いてくださるのですね。伝えないと、神様も　わからない。お力をお持ちだけど、神様側もそのお力を　どう使いこなしていいのか、分からないのです。

神様は、「万物が幸せになる」ことを願っておられ、個人にずっとついておられることは　基本ありません。だから、神様が　個人を「この人は　どういうことで困っている」とか、「この人の　置かれている状況がどういったものなのか」というのは、知っておられません。ですので、自分が　何を望んでいるのかを伝えないと　神様も　わからないのですね。

うちのヒーリングルームでも

うちのヒーリングルームで、神社参拝を習慣にしておられる方は、大抵、紫色のオーラが入っています。

ある方が　恋愛のパートナーを探されていて、こういったご縁は、神様にお願い事をしたほうがいい。ご縁のような、自分の力だけでどうにもなりそうでないことは、もうお願いしたほうが、楽なのです。そして、この方のオーラの色を見ると、紫色が入っていなかったので、きっと神社参拝をされていないと思い、「神社参拝をされると　いいかもしれません。」とお伝えしました。

すると、「神社参拝しています」とおっしゃいました。

「えーー？」と私も　驚きました。

「ただ、私は、お祈りはしちゃいけないと思っていて、感謝の気持ちだけ　神様に伝えるように　しています。」とおっしゃいました。

それはそれでいいことかもしれませんが、お願い事をしたほうが、神様も　自分のどのような力をその方においたらいいのかわかるので、サポートとして、紫色の力を　お与えになるのですね。

感謝だけだったら、おそらく、神様も　それだけで　終わってしまうかもしれません。

そして、日本神道はどうかわかりませんが、宇宙の基本として、「助けを求めない限り、手出しをしてはならない」といった、高次元の存在の　決まり事があります。生きる決定権はそれはその人間の権利であり、高次次元の存在が　その人間を　コントロールしてはならない　という考えの　もとに　なります。

ですから、「こういったことを神様に望んでいます。どうかお力を貸してくださらないでしょうか。」ということを　伝えないと、神様側も　動けないのです。おそらく　日本神道も　基本　そうだろうと思います。

そして、もうお一方、神社参拝をしている人がいらっしゃいましたが、その方のオーラも　やはり　紫色が入っていないのです。聞いてみたら、やはり、お願い事をしていないということ。やっぱりか、と思いました。

お願いごとのない人は、別にされなくても　いいと思います。きっと最低限のまもりは　してくださると思います。感謝の気持ちを　述べられるだけでも、神様は　大喜びされます。

そして、お願いごとのある方は、ぜひ、お願い事を　されてみてくださいね。

1つ神様の波動を　感じれる　写真があります。