これからの時代、いかにハイアーセルフと繋がるか、がとても大切になってくると言われていますし、私も そう思います。
ハイアーセルフとは、「高次の自分」のことを言います。自分自身の波動の一番高いところの自分。神的である、もの。なにか人のために尽くしたいとか胸にこみ上げるものがあるときも、それは ハイアーセルフからのものだと言われています。
ハイアーセルフは、自分の中にいる神 だとも言われています。「自分の中に神がいる」と聞かれたこともあると思いますが、その「神」、というのが、ハイアーセルフのことなのですね。
大体、人が大問題を起こすのが、ある時の1つの判断ミスによるものなのですね。どうしてそこで判断ミスが起こるかと言うと、ハイアーセルフの声よりも別の声を聞いて、それに従ってしまうからなのです。「別の声」というのは自分のエゴの声が大半になりますが、たとえば、「こうやってしまうと皆から笑われるから。」とか、「お金がないのにどうしてもほしいから!」とか、そちらの何かのとらわれから 決めると、先程の例であげると、他人の理想の人生を生きていたり、借金まみれになっていたり・・・・と 困難な、また本来の自分の目的とは 別方向へ 行ってしまっているケースが ほとんどだと思います。
きっとその声と同時に「人に笑われてもいいじゃない。本当に今あなたがしたいことはちがうでしょう」とか「お金ないでしょう!今買うと借金増えるよ!」と同時にその時 ハイアーセルフが 必ず 語りかけていると思います。
こういう場合、ハイアーセルフよりも エゴの声が 勝ってしまったのですね。
普段 エゴの声のほうが、ハイアーセルフの声よりも 大きいのですよね。ハイアーセルフの声はまた 比べると 一段と小さく繊細な感じがします。
判断をするときですが、ハイアーセルフは、高次の声ですから、ハイアーセルフの声を聞いて間違えることは ありません。自分の答えは、自分の中にいるハイアーセルフが持っています。
今からの時代、情報がこれほど沢山あって、ぐるぐるしがちです。ただ、ハイアーセルフと繋がれば、自分に必要ない情報やものは 自然と 選ばなくなります。これが今後私はとても大切だなって思うのです。
自分に必要なもの(情報も含む)と必要でないもの、しっかり聞き分けないと、混乱してしまうと思っています。
日本人は、特に 国民性でしょうが、「隣の人があれを持っているから私もほしい。」といった感じで影響をされてしまいます。それはそれで良いのでしょうけど、でも、やっぱり 自分には必要のないものがその中にありませんか?
ハイアーセルフに繋がれば、必要なものと必要のないものは 自然と分かります。
「ハイアーセルフの声が、聞こえないんですけど」と皆さん、おっしゃいますが、目を閉じて音として聞こえることはほとんどありません。浮かんでくる・・心からこみ上げてくる・・・こういった表現が一番わかりやすいかもしれません。
ハートから 始まります。ハートに響いてくるんですよね。
絵を描いていたり、何かを作り上げているときのことを思い出してもらって、その時 「ああでもない、こうでもない」 と 考えながら 制作していると 時間があっという間に経っている時ってありますよね?そして集中して 思い通り、そして浮かんでくる通りそれを形にしていく・・・・あの状態が ハイアーセルフと一体になっているときなのですね。そしてその作品が思わずうまくいくときは、特にハイアーセルフと一体になっているときなのです。
無心になってあっという間に時間が経つ状態の時をトランス状態というのですが、その時に自然と、ハイアーセルフって表面に出てきているのですね。どなたも感じられたこと あるのではないかと思います。
ごくごく 普通に コツを掴めば ハイアーセルフからの声というのは 分かります。
ただ、コツがあって、慣れるまで 訓練して やっと分かるものだとは思います。
エゴの声を少し 小さくしてやれば、ハイアーセルフの声を 聞き取れる・・・感じ取れるようになれます。
「エゴの声」と「ハイアーセルフの声」の違いがわからない、という声も 聞こえてきそうですが。
ハイアーセルフの声は、ゆったり落ち着いていて 愛にあふれています。