ヒーリング分野に足を踏み入れられ、「本当に自分って 良くなっているのだろうか、どうだろうか」と思われておられる方が いらっしゃると思います。
そして、私が長年見てきて、実は、ある程度 癒えきったときに、ある現象が 起こります。
その 1つの現象とは!
癒えてくると、天使や神様など、あまり興味がなくなってきます。
あれだけ引いていたタロットカードやオラクルカードも、全く 興味がなくなってきます。
これが癒えてきたときに 起こる現象です。
そして、最後には、「もう自分ひとりで 大丈夫! 自分の足で 生きていける!」と言った、得体の知れない自信が お腹の底から出てくるのです。
これが よく言われている、「自立」ですね。
山を超えたことになります。
自分の人生の先なんて、自分がしっかりしているから、何が起こっても大丈夫!といった 先を気にしなくなり、そして、今を生きようとします。
だから、未来を占うことも 興味が無くなってくるし、天使などの声に頼らなくても自分の心の声に答えがあることを知っているので、心の声を羅針盤にし始めます。
ここまで来たら、ヒーリング分野、よりも、もっと自分の限界の境界線を上げる自己啓発やコーチングを取り入れられる方 が、 より 豊かに 生きれるでしょう。
極端に言い放つと、
ヒーリングは、今までの自分を「よしよし、よく頑張ってきたね。今の貴方を 認めてあげてね」と いうようなもの。
自己啓発・コーチングは、「あなたが 今までのあなた以上になれるために、こうすればいいよ~」と、成功談の人の話を教えてもらって、今までの自分をすこしずつ書き換えること。少し 努力を必要とするもの。
境界線があるようで ないような部分もありますが、基本、大まかに こう分けられると思います。
上手なヒーラーさんは、ここを うまく 取り入れてくださいます。
理想的な順番は、ヒーリングして自分をある程度の元の状態に戻し、その次に 自己を高めていくような自己啓発に移る のが 理想的。
まず土台をしっかりとする。(ヒーリング)そして、その上に家を建てる(コーチング)。こういったイメージでいいと思います。どんなに立派な家を建てても、基礎(ヒーリング・本来の自分にもどしてやること)がしっかりしていないと、その家も崩れてしまいますね。
人が癒えていくと、この 「自分はひとりで大丈夫。自分でできる!」といった「自立心」が 自然と出てくるのですね。
心が元気になってくると、自分をもっと高めたいという、向上心が自然と出てきます。だから、自然と 自己啓発・コーチングに 興味を持ち始めてきます。
この向上心に乗って、新しい情報を自分の中に インストールしていってやればいいですね。
意欲があれば、新しい情報も 自然と 頭の中に入ってきますからね。
心の傷を負った学生さんが、インナーチャイルドのヒーリングを受けて過去の傷を癒やすと、急に学力が上がるのは うちのルームでは 普通に起こっています。
ヒーラーさんに頼りきってしまいます。・・・・・
まだ心の元気のないときは、人は誰かに頼ろうとします。それは、それで 自然なことなのですね。
病んでいるときに、ヒーラーさんに頼ろうとするのは ふつうのこと。「依存しちゃいけない!」と思いながらも どうしてもヒーラーさんに 頼ってしまう・・・・。
これも普通の現象。
「裕美さん、あのときは頼りすぎてしまって すみませんでした。」とあとになって とても 反省される方が いらっしゃいますが。
私自身 も、最初の頃は、そうなりました。
それは、私の中で 当然のこと なのですね。ある意味、頼ってくださったから、より癒やさないといけない部分が 見えてくるのです。それを 私が お話を聞かせてもらって 判断して、そこのブロックを とっていくのですね。そして、ブロックを癒やしていくと、その頼り切っていた自分も いつの間にか どこかに いなくなってくる。・・・・そして「あのときの自分は、おかしかった」と反省されるのですが、これは癒えてきた証拠。わたしは、その言葉を聞いて、しめしめ、と思っています。自分がしっかりと客観的に見えてくるのですね。これが「自立現象」です。
だから、何ら ふつうのコトなのですね。1つの過程なのです。
よく聞くのが、「ヒーラーさんに頼ってしまって、自立してください、とヒーラーさんから注意されました。」というものなのですが、きっとヒーラーさんのほうが抱えきれなくなられたのでしょうね。
自立は「自立しなさい」といって できるものでは ありません。ヒーラーさんの力によって、いつの間にか 「じぶんの足で歩ける自分」に してあげるのが、上手なヒーラーさんだと思います。
頼らないと居ても立ってもいられない・・・・ といった 思いや言動は これは、様々なブロックがそこに複雑絡み合って存在しています。ヒーラーさんは、そこを 上手にひとつひとつ 癒やしていかれると、クライアントさんは、自然と 自立される方向に なるでしょう。必ずその1つのブロックとして、インナーチャイルドの「さみしさ」がそこに絡んでいます。
自立心が出てくるのは、とても素敵なこと。でも、人に頼ってもいい。
こう書くと、「人に頼ってしまうことは 自立できておらず 良くないこと」と 思われるかもしれませんが、そうでは ないのですね。生きていくためには、人に頼らないとできないことや 人に頼ったほうが円滑に進むことも よく あります。そういったときには、やはり、頼ったほうがいいのですね。
癒やされると、その「頼ってもいいこと」と「これは自分ですべきこと」といった 判断が 自然と出来てきます。
私のヒーリングの使い方
心が病んでいるときは、最初は、ヒーリングばかりして、自分を元の状態に 戻して いきました。とにかくヒーリングをしたい場面がたくさん出てきていました。最初の2~3回目は自分でもよく分かりませんでしたが、段々と自分が力強くなっていく感覚が 分かりました。
そして、ある日、「私大丈夫」と思う日があって、その日を機会に ヒーリングから 遠ざかりました。そして、自己啓発の本をよむようになって、それでも、また壁にぶつかるときが出てくるんですよね。そのとき、ヒーリングして、そして、また 元の生活に戻します。
問題が出てきたときには、これは自分を高める時期、だと判断します。そして、自分でヒーリングして(インナーチャイルドヒーリングか前世療法)、自分と向き合うと、自然とその問題は 小さくなっていきます。ブロックをとりながら、人生の風通しを 良くします。
あと、レイキを毎日使っているからでしょうか、あまり問題事が 起きないです。起きてるのかもしれませんけど、問題ごと、と捉えていないかもしれません・・・・。
そういった使い方を 今でも しています。