エッセイ

蓮華畑で一人遊んでいた頃に、戻っていく

川村 裕美

小さい頃、私はよく蓮華畑で一人遊んでいました。

時間を気にすることなく、ただ緩やかに、蓮華を一本ずつ摘んでは花冠を作ったり、何の意図もなく草の上に座っていたり。 あの頃の時間は、本当にゆっくりと流れていたんです。

でも、中学生になる頃から、その緩やかな時間は少しずつ私から離れていきました。 勉強の波に飲み込まれていく感じ、と言ったら良いでしょうか。 点数や順番を気にして、毎日タスクをこなすことに必死になって、いつの間にか「緩やかに過ごす」という感覚が遠くにいってしまったのです。

そして大人になっても、いつの間にか、成功や成果ばかりを気にしている人生の流れの中にいました。

これは仕方のなかったことだと思います。 あの頃はそうしないと生きていけませんでしたし、その時期があったからこそ、今の私があるのも事実です。

でも、もうその必要はないんですよね。

最近、私は意識して、あの蓮華畑で過ごした小さい頃の時間に近づこうとしています。 時間を気にしない瞬間を作る。 何の目的もなく、ただぼんやりと過ごすことを自分に許してあげる。 小さい頃に感じていた、あの満ち足りた幸せを、ゆっくりと思い出していく。

不思議なことに、思い出そうとすると、体が覚えていてくれるんです。 蓮華の花の色、緩やかに流れる空気、座っていた草の感触。 そういうものが、少しずつ私の中に戻ってきます。

人生は、いつでもあの頃に戻れる。 そう信じています。

もしあなたも、何かを頑張りすぎている時期にいらっしゃるなら、ふと立ち止まって、小さい頃のご自分を思い出してみてください。 何をしている時が一番幸せでしたか? 何の意味もなく、ただ夢中になっていたことは何ですか?

そこに、あなた本来のリズムが眠っています🌸

ABOUT ME
ひろみ
ひろみ
セラピスト/ブロガー
精神世界を探求・研究し続けてきて21年。退行催眠のセラピスト。また、夢を見てメッセージを受け取ったり、夢を使ってヒーリングを行うこともしている。いつの間にかどこからともなく夢でメッセージが来るようになり、そのメッセージをこのブログで発信中。
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