エッセイ

階段では辿り着けない〜エレベーターで地下10階へ〜

川村 裕美

セラピーを長く続けてくださっているクライアントさんが、こんな夢を見たとお話してくださいました。

夢の中で、人が階段を使って地下へ降りようとしていたそうです。一段一段、ゆっくりと。

そこへ、そのクライアントさんはエレベーターに乗りました。

エレベーターの中には、おばあさんがいました。

そのエレベーターは、一般の人たちが降りようとしている場所をはるかに超えて、どんどん下へ降りていきました。そして地下10階で、おばあさんがボタンをストップして、こう言ったのです。

ここだよ。ここを見るといいよ。ここを癒すといいよ。

一般の方が階段を使う理由

自己啓発本を読んだり、瞑想をしたり、自分でセルフワークをしたり。そういうことで、自分の内側を掘り下げようとする方はたくさんいらっしゃいます。

それ自体は素晴らしいことです。

でも夢の中では、階段で降りようとしている人たちに対して、こう言われたそうです。

それは間違っている。

一人で、自己流で、深いところへ潜ろうとすること。それには限界があるということを、そのクライアントさんの潜在意識は知っていたんですね。

エレベーターとは何か

では、エレベーターとは何でしょうか。

私はそれが、セラピーそのものだと感じています。

セラピストと一緒に潜っていくことで、一人では絶対に辿り着けない深さまで行くことができる。しかも、エレベーターですから、すぐに上に戻ってこられる

これが大切なんです。深いところへ降りたまま上がってこられなくなってしまう、ということがない。安全に、安心して、深く潜れる。

おばあさんが「ここだよ」とボタンを押してくれる

そして何より感動したのが、エレベーターの中におばあさんがいて、ボタンをストップしてくれたということ。

一人でエレベーターに乗っても、どこで降りればいいかわかりません。でも案内人がいることで、ちゃんと「ここ」という場所で止めてもらえる。

「ここを見るといいよ」「ここを癒すといいよ」と、正確な場所を教えてもらえる。

これがセラピーの役割だと私は思っています。クライアントさんご自身は気づいていない「本当に癒すべき場所」を、セラピストが感じ取って案内していく。クライアントさんはエレベーターに乗るだけでいい。どこで降りるかは、一緒に降りていく案内人が教えてくれます。

エレベーターと前世の深い関係

実は、エレベーターはセラピーの世界でも特別な意味を持っています。

前世退行療法において、エレベーターを使って過去世へと降りていく手法が実際にあるのです。上の階が高次元、下の階が過去世や深い無意識。

このクライアントさんが夢の中で地下10階まで降りたということは、もしかしたら今世だけでなく、過去世レベルの深さまで辿り着いていたのかもしれません。

夢の中で、もう自動的にできていた

この夢でもうひとつ感動したことがあります。

このクライアントさんは、意識して「エレベーターに乗ろう」としたわけではありません。夢の中で、自動的にエレベーターに乗っていたのです。

案内人がいて、地下10階まで降りられて、「ここだよ」と教えてもらえた。

これはセラピーを長く続けてきたことで、潜在意識レベルでもう自分でそこまで行けるようになっているということ。意識していなくても、深いところへ降りていける体が、心が、できあがっている。

これがセラピーを続けることの本当の意味だと思っています。

セラピーを続けるということ

一回や二回では、エレベーターは動きません。

でも続けることで、どんどん深いところへ、安全に、サポートを受けながら降りていける。そしてある日、夢の中でも自動的にそこへ行けるようになる。

あなたはどちらで降りていきますか?

一人で、階段を使って?

それとも、案内人と一緒にエレベーターで地下10階まで?

きらきら星ヒーリングや、セラピーでは、あなたの深いところへ一緒に降りていきます。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください✨

ABOUT ME
ひろみ
ひろみ
セラピスト/ブロガー
精神世界を探求・研究し続けてきて21年。退行催眠のセラピスト。また、夢を見てメッセージを受け取ったり、夢を使ってヒーリングを行うこともしている。いつの間にかどこからともなく夢でメッセージが来るようになり、そのメッセージをこのブログで発信中。
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