信じるものによって、自分の全生涯が決まってくる
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信じるものによって、自分の全生涯が決まってくる
村山惣作さんのお言葉にこういうお言葉があります。
「人間の心というものは実に微妙なもので、いかなる事柄でも己の信ずるままの姿に化すものである。神を信ずれば神になり、佛を信ずれば佛になり、キリストを信ずればキリストになるものである。信ずるということはその人の全生涯を支配する実に力強いものであるとともに、これを誤るととんでもないことになるのである。」
村山さんの体験によれば、対象物が何かかによって、善相にも悪相にもなるそうです。
高潔である信念を持って崇高な神々を信仰すれば、その人がいかに粗末な格好をしていてもなんとなく気高いものを持っていて、反対に狐、狸などの動物霊を信仰している人は、いかに表面を装っていたとしても、一見直ちに見破ることができるものであると、書かれていました。
日本の教えの中に生き方のヒントがある
このお言葉、本当にその通りだと思います。
人は自分の信じるものによって考え方や性格が形成され、それが人との交流を生み出し、人生を大きく変えていきます。
私も若い頃に失敗した思想があります。それがスピリチュアルでした。スピリチュアル自体が悪いわけではなく、すべてが間違っているわけでもありませんが、外国から来たものであると理解しておくべきでした。キリスト教を基盤とし、その反発からスピリチュアルの思想が生まれたとも言われています。村山さんの言葉と照らし合わせれば、私はクリスチャンになっていたかもしれませんが、実際には反クリスチャンの立場にいました。
その思想が良い悪いは別として、日本人がそのまま取り入れるのは難しいのではないかと感じています。そこの土地に根付いた宗教は、その土地に住む人々が魂を高潔にし、自分の使命を果たすための教えになっています。私たち日本人は、天照大神をはじめとする八百万の神々の魂を受け継いで生まれてきているのですから、まずは日本の教えを軸にすべきでした。これは今になっての反省点です。
外国の教えも参考になる部分はありますが、自分の国の教えをないがしろにして他国の神様の教えを鵜呑みにするのは歪みが生じる原因となります。日本人に生まれた以上、日本の教えの中に生き方のヒントがあるのです。海外の神様の教えがストレートに当てはまるとは思えません。
アメリカの魂であればキリスト教の中に生き方のヒントがあるでしょうし、日本人であれば日本の宗教の中に私たちの生きるヒントがあるはずです。それでうまくいくようになっているのです。
私たちは、今一度、日本の精神を学び直しそこに軸を戻していく、そういう時期に来ているのではないでしょうか。