以前、本屋さんで なんとなく手にとった本、蛭子能収さんの「笑われる勇気」。
あまり時間がなく、パラパラっとしかその時読めなかったのだが、面白く、また一度立ち読みしたら頭から離れず、昨夜その本を買いに行った。さすが、蛭子さんだ。やっぱり人を引きつける力が半端ない。
蛭子さんこそ、私の真のヒーラーさん・・かもしれない。
この本には、蛭子さんのちょっとした過去の話と、蛭子さんが人生相談にのっている部分と、その2つで構成されている。蛭子さんへの人生相談には、本当に大変だなって思えるような相談から比較的ライトなユニークな相談まで、書かれている。
あの蛭子さんらしい口調と、共感できる部分が多かったため、すぐ読み終わった。
そして不思議、固くなっていた心が、すーっと開放される、そんな感覚さえおぼえた。
そして、どれも、納得させられるのだ。
いいなぁ。蛭子さん。その能力ほしいです。
蛭子さんの考え方こそ、今私に 必要な考え方なのかもしれない。
私が一番 衝撃を受けたところ。
こういう人生相談があった。
金運アップになるからと、先輩から4万円の財布を売ってもらいましたが、なかなかお金が貯まりません。お金持ちの蛭子さん、金運アップのコツを教えてください。
財布を替えると金運アップ?俺は全く信じませんよ。俺は財布を買ったことはありません。だってそれを買った分だけ、お金を失いますからね。そのかわり銀行のATMについている封筒を使っています。無料だし、10日間くらい使って破れたら取り替えられます。もし、金運を上げたかったら、社長や上司の言いなりになって働くだけです。最初からゲン担ぎや縁起などを考えないこと。競艇で負けるのも、運だけではなく、負ける理屈がきちんとあるんです。だから俺は47年間、寝ても覚めても競艇の必勝法ばかり考えています。運やゲン担ぎに頼らず、現実を直視して、勝つための努力を重ねることこそ大切だと思いますよ・・・・。
蛭子さん
(少し割愛しました。)
ひろみ
そして蛭子さんの奥様は、神社とか参拝されるんだけど、蛭子さんは、神さまよりお金が大切ですって。「だって神さまは自分がお金で困っても助けてくれない。だから自分は神様よりなにより、お金を稼ぐことを努力する。」と別のページに書かれていた。
現実こそ大切
ついつい、ゲン担ぎしてしまいますっちゃ。それはそれで楽しいことかもだけど、でもそれに頼り切ってしまって、努力というところを怠ってしまいがちなところが、私にはあった。
とはいっても、神さまは信じるけど。でも、現実をもっと大切にしようって思った。
こういった蛭子さんのような前向きな努力は、神さまは大好きだろうなぁ。
でも金運ってあるよ・・・(笑)
私のお得意分野、夢の中での情報。
ああいった目に見えないことは信じないという蛭子さん。とはいっても、やっぱり金運というのはある。
こういった夢を見た。
空に大量の魚が飛んでいた。最初は、イワシのような小さな魚の大群がこちらに向かってきた。そして、その魚が段々と大きな魚に変わってくる。最後にはその魚がクジラになった。そしてその魚をすぐ釣ろうと思ったら釣れたのだが、釣ったあとが大変だと思い、釣るのを止めてしまった。
これは金運の夢。魚の大群は、金運上昇を表す。たしかにこの夢を見た時は予約の電話がすごかった。こうやって、金運の波は、時々来るのだろうと思う。ただ、それを掴むかどうかは、やっぱり、蛭子さんの「お金を稼ぐ!」といった努力なのだろうと思う。結局、蛭子さんが正しいことになる。蛭子さんぐらいのほうが、それはお金を手にすることが出来るのだろう。なぁ。
この本は
色々なことが蛭子さんの視点で書いてある。蛭子さんは、神さまもUFOも幽霊も、オカルト的なものは信じないらしい。信じているのは、自分。これっていちばん大切なことだろうなと思う。私はこういった仕事をしているので、目に見えないところについつい偏りがちだ。それが、この本を読むことによって、「忘れていた中心」に戻れた感覚がする。スピリチュアルに偏りがちな方にはおすすめだ。現実面にしっかり戻してくれる。そして夢見心地な私を、頑張ろうという気持ちにさせてくれた。こう「やってやろう!」という気持ちになるからこそ、そこに運がついてくるのかもしれないなと思った。いいや、運を自然とすべて掴んでいくんだろうなぁ。私はヒーラーなので、仕事の部分はきちんとするけど、蛭子さんの考え方、今後参考にさせてもらおうと思った。