エッセイ

神仙感応経②〜福報

川村 裕美

正しい道であれば進み、非道であれば退きなさい。

誤った道を行かず、人が見ていない所でも欺くことなく、徳を積んで努力を重ね、衆生に対する慈悲の心をもち、忠・孝・友・悌(兄弟愛)を実行しなさい。

自分を正して、人を教化(人を教え導き、また、道徳的、思想的な影響を与えて望ましい方向に進ませること。)しなさい。

孤児や寡婦を憐れみ助け、お年寄りを敬い、幼い子をなつかせ、昆虫草木といえども傷つけてはいけない。

人が禍に見舞われるのを憐れみ、人の善を喜び、人の危急を助け、人の危険を救いなさい。

人が得るのをみたならば、自分が得たようなものである。人が失うのをみたなら、自分が失ったようなものである。

人の短所は明らかにせず、自己の長所をひけらかしてはならない。

人の欠点をかばい、良いところを褒めなさい。

人に多くを譲って、自分は少なくとり、侮辱されても恨むことなく、恩寵を受ければ恐縮し、恩を施して報いを求めず、人に与えて後悔をしない。

このような善人であれば、誰もが尊敬するだろう。

天道は、その人を助け、福禄はその人に随いしたが、衆邪はその人から遠ざかり、神霊はその人をお護りくださる。

行うことは必ず成就し、神仙もこい願うほどである。

天仙になろうとするものは、1300の善を修めなければならない。

地仙になろうとするものは、300の善を修めなければならない。

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ひろみ
ひろみ
セラピスト/ブロガー
精神世界を探求・研究し続けてきて21年。退行催眠のセラピスト。また、夢を見てメッセージを受け取ったり、夢を使ってヒーリングを行うこともしている。いつの間にかどこからともなく夢でメッセージが来るようになり、そのメッセージをこのブログで発信中。
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