夏も本番になってきました。暑さに負けず頑張りましょう。

「あなたが危ない!」江原啓之さんの本を読んで。5つの興味深かったこと

 

江原啓之さんの新刊「あなたが危ない!」という本を読みました。読み終えて、厳しいながらも真実が書かれていて、喝を入れられた感じがします。身が澄んだ感じがします。こうやって叱ってくれる人、疑問を投げかけてくれる人は、とても貴重なありがたい存在だなと、最近よく思います。

最近は江原さんの本をあまり読んでいない私ですので、ちょっとよくわからないのですが、今回の本は、「食の重要性」をかなり、この本の中で何度も何度も訴えていらっしゃいます。あと、睡眠とか環境を整えるとか、生活習慣全般ですね。現実面もしっかりと大切にしましょう、といったことが沢山書かれています。

最近の江原さんは、お肉もあまりとらなくされているとか。小麦もひかえられているようです。自分個人の体は、そのほうが調子が良いと書かれていました。自分の体の声を聞いて、大分、食事に気をつけられているようです。

この本を読んで、面白いなと思ったところをいくつか要約して、書き出してみます。

日本に蔓延するストレスは、物質主義が当たり前になってきたから

私達の小我(自分を最優先する利己的な気持ち)であり、「物質主義価値観」(目に見えるものや物質の豊かさに価値を置く考え方)が、今のこの自分自身のストレスを作り上げてしまった。

ある日本の食の安全について警鐘を鳴らしている東大教授が「今だけ、金だけ、自分だけ」という言葉を述べているが、とても的を得た表現だと思います。個人も、企業も、国も、目先の利益、そして、自分の利益だけを最優先に考えている時代です。

これが自らの首を絞める結果になっているとのこと。

これは江原さんは、以前から警鐘を鳴らし続けていたのだけれど、これは再度警鐘を鳴らし続けたいとのことです。

精神と肉体、2つの軸が揺らぐといつもの自分でなくなる

大抵の人が言うストレスとは、きっとメンタルなストレスであり、どうしたら精神を癒せるかと言うでしょう。しかし、肉体がうけるフィジカルなストレスを抜きに、ストレスの本質に迫ることはできません。とのこと。

ある女性にフィアンセがいて、ある時、婦人科系の病気が見つかり、そして、しばらくまたその女性がやってきたときには、「婚約を取り下げた」とのことで、良いと思っていた男性のことが嫌いになった、とおっしゃったといいます。江原さんはホルモン治療でそうなっているのではないかと思っていて、「もう少し待ったら」と助言をしたそうなのですが、「もうわからない。今の状況が耐えられない』という彼女は人格が変わったように見えたとのこと。

彼女はホルモンバランスの影響でこうなっていると察したようで、こういった人はかつてのカウンセリングで彼女に限ったことではなく多く見られたのこと。これだけ、心と体はつながっている、ということを本に書かれていました。

自分が変わってしまうのは、憑依も関係あるがあくまでも2次的なもの

ぼんやりしていると自分を見失う時代。ここで問いかけたいのは、「あなたは本当のあなたですか?」ということ。今の時代、自分が洗脳されていることに気づいていないかもしれないということ。もっと言えば憑依されていることにも気づいていない状況かもしれないということでした。

ネガティブなあなたに憑依するのは、同じようにネガティブな霊。例えばそれは、幸せの本質がわからず、さまよいながら生き、死に、未だにさまよい続ける未浄化霊。憑依した霊と自分が一体化をし、そのうち本当の自分がどうだったのかさえ、わからなくなることも。

『憑く霊が悪いのではない。憑かれる自分が悪い』と江原さんはいつもおっしゃっているとのことです。自分が変わらなければ、いくら霊を祓っても、また同じような霊が憑くだけです。味方を変えれば、霊が憑くような器を自らが作っているのです。

自分がネガティブになってしまっていて、それに霊が憑依をするということ。そして、そんな自分に気が付かなくて、どんどんと負のスパイラルに陥ることになる。気づいたら、自分が自分じゃなくなっているとのこと。

こうならないためにも、精神と肉体、メンタルとフィジカルの両方を整えなければ、スピリチュアルの問題も解決しません。スピリチュアルと言うと、精神のことばかりに目が行きがちですが、肉体のコンディションが魂に影響を与えるという視点を、忘れてはならないのです。とのことでした。

とっとと逃げるようにしましょう

以前の江原さんは「逃げはよくない」と言っておられた印象が強かったのですが、今回の本はのなかでは、「とっとと逃げましょう」ということが、結構な頻度で書かれていました。

SNSの発達などで、世の中のいじめが陰湿化しているとのことで、精神的に病んだり、自殺の原因になっていたり、と、負のエネナジーからは逃げるが勝ち、だそうです。乗り越えられるものは、努力すればいい。でも、乗り越えれないものもあって、怖いもの、危ないもの、命の危険を感じるものからはとにかく逃げましょうと書かれていました。

食べることを考える

健全な精神は、健全な身体に宿る!食べるものを気をつけなさいということでした。添加物に気をつけて、インスタントなものに偏らないことが大切だということでした。

自炊を勧めておられました。添加物も避けながら、食材を選ぶことができる。経済的にもよい。そして、自炊は、段取りをきっちりと考えないと出来ない作業で、こういった自炊をしている時間は、手際さと、片付けまで無駄のない時間と動きを心がける。だから、臨機応変さや想像力がみにつくと。料理をする人は、人生を切り開ける、とのことでした。

江原さんの本を読んでの感想

この本を読み終えて、江原さんの視点は面白く、勉強になりました。今までの読んできた江原さんの本と違うところは、身体のことも書かれていたところ。もちろんスピリチュアル視点で書かれていたところもある。ただ、江原さんからこういった発信があるということは、それだけ、フィジカルなところも大切にしないといけないといった時代になってきたのだろうと思う。

偶然にも、私も自分の食について見直し、実践し始めて2~3ヶ月になる。

私は職業柄、しっかりと浄化をしないといけない職種なので、メンタルの方は目を向けていたのだけれど、生活習慣はそっちのけでした。

ちょっと忙しい日は、コンビニ料理で済ませたり、外食に頼ったり。ときにはいいだろうけど、取り続けた日には、体調面もメンタル面も崩していたことを思い出します。

砂糖を控える生活、睡眠をしっかりとる生活、小麦を控える生活、自炊の生活・・色々と継続していくと、今、本当にメンタル・フィジカルともに、元気で健康です。食べ物・生活習慣で、こんなにメンタルが整うものなんだなって実感しています。そして、メンタルにこれだけ、生活習慣が影響をしているんだなと、我が身をもって実感しました。まさか、食から来ているとは思いもしなかったんですよね。

江原さんも、今回の本で、特にこれを強調されていたように感じます。江原さんご自身も、お腹を切るような手術をされたとか。その後に、色々と気づかれたようです。江原さんの体験談も沢山書かれていて、興味深く読ませていただきました。

また江原さんのようなスピリチュアリストが、今の世の中をどう見ているのか、知れてよかったです。私と感じていることと比較的にているところが多く、答え合わせをしているかのようでした。また、知りたい答えを知れた感じがします。

ここには書き入れていないいいお話がたくさん書かれています。

ぜひ読んでいただきたい1冊です。きっと今後生きる上での参考になる本だと思いました。

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