夢について〜古神道本から学ぶ
今日は、夢について書かれている古神道の本がありましたので、抜粋してお伝えしたいと思います。
「幽界物語」という本で、江戸時代末期における幽界研究の資料となります。参澤先生(人)が、清浄利仙君と称される神仙に様々な質問をされている書物です。
それでは、夢について書かれているところを抜粋してみます。
私は近年より正月、または祝日などに吉夢を見ることが多く、雑夢はあまり見ません。
しかしながら、身に穢れがある時や葬礼などに行った日の夜は必ず穢い夢を見ます。
糞土に触れ泥土を踏み、洪水で溺れる様子を見ました。
この他、知らずに穢れに触れたときも穢い夢を見ることがあり、翌日それがわかることがあります。
また、近頃は欲しい物を人に乞えば自然と備わることが多いのですが、これらはどの様な訳でしょうか。
吉祥日にめでたい夢を見るのは吉瑞(めでたいしるし)である。
葬礼など行った時に穢い夢を見る類は一向によろしい。知らずに穢れに触れた時に穢い夢を見るのも、それは夢でその穢れを去ることで訳がある。
また、欲する物が来るのは幽界に近い縁で、次第に通力の備わるところである。
不快な夢を見るときは、一種の祓えや禊であることである場合もあることが分かります。
私も先日、自分の仕事を効率化しようと思って、あるユーチューバーの方のブイログを参考にしてみていると。
目を閉じた時に、エネルギーで眼球が大きくなったり小さくなったり破裂しそうで、そして、そのまま眠ってしまうと、難民の方々の部屋に訪れて、その方達の糞尿の部屋に通されて、慌ててそこから逃げる、という夢を見ました。(私自身が難民になりますよ、という意味。その方達が難民というわけではないです。)
とても意識高い系のyoutubeでありブイログだったのですが、私には、合わなかったのでしょうね。その方のYouTubeでは商品が紹介されていて、確かに物欲が高まっていたので😅。その物欲が高くなるところに問題があったように、振り返ってそう思います。この夢を見せていただけるまでは、私もこれが自分にとって穢れになっていたとは思ってなかったのですが、こうやって教えていただけると、避けることができますね。
そして以降、見なくなりましたし、後になって、私には必要なかったと理解できました。色々とお祓いをして下さったとも思います。
それでは、参考文献です。この本、とてもいい本だと思います。古神道など学びたい方は是非。