エッセイ

浄化は、一度、悪くなる

川村 裕美

今日は。いつもブログにお越しくださりありがとうございます。

多くの方が、誤解していること

スピリチュアルな浄化について、たくさんのセッションをしてきて、よく感じることがあります。

それは、「浄化のプロセス」について、多くの方が誤解している、ということです。

ヒーリングを受けた、神様にお願いをした、手放す決意をした──
そうしたら、きっと、スーッと軽くなって、すぐに楽になる。

こう、思っていらっしゃいませんか?

でも、実際のところ、浄化は、そんなに甘くないのです

私自身の体験

恥ずかしながら、私自身の、とても正直な体験をお話しします。

長年、心の中に、手放せない感情がありました。身近な人間関係の中で、どうしても許せない、と感じていた相手がいたのです。

自分でも、「もう、この感情から、解放されたい」と、痛いほど願っていました。

ある時、月参りで太皷谷稲成神社を訪れ、お稲荷様に、深くお願いをしました。

「どうか、この恨みを、流してください」

ところが、その後

お願いをして、しばらく経ったある日。
突然、その相手への、ものすごい怒りが、湧いてきたのです

今までにないくらい、強い感情でした。

「え、なんで?」
「お稲荷様にお願いしたのに、なんでこんなに怒っているの?」
「お願いしたのに、むしろ、悪化している」

そう、感じました。

正直、その瞬間は、混乱しました。
「私の祈り方が、足りなかったのかな」
「お稲荷様、聞いてくださらなかったのかな」
「私が、悪い人間だから、こんなに怒ってしまうのかな」

そんな思考も、頭をよぎりました。

でも、その後

その怒りが、ピークを迎えた後のことです。
気がついたら、その感情が、すっかり消えていたのです

ある日、ふと気づきました。
「そういえば、最近、あの人のことを、全然考えていない」
「怒りが、湧かなくなっている」
「心の中に、あった重いものが、ない」

──本当に、跡形もなく、消えていました。

その後、まだあれから1ヶ月くらい経ちますが、今でも、あの怒りは、戻ってきていません。

完全に、浄化されたのです。

お師匠さんから、教えていただいたこと

この体験をしてから、お師匠さんから教えていただいた言葉を、深く思い出しました。

「浄化は、一度、表面化してから、流れる」

これ、どういうことかと言うと──
私たちは、普段、感情や記憶に、無意識に「蓋」をして生きています。
見たくない感情、思い出したくない出来事、抱えきれない痛み。
それらを、心の奥深くに、閉じ込めているのです。

「流してください」とお願いするということは、それらに、蓋を開けることを、許可する、ということ。

蓋が開けば、閉じ込められていた感情が、一気に、表面に出てくる
それを、「悪化した」と、私たちは勘違いしてしまうのです。

でも、正直に、お伝えします

実は、このお師匠さんの教えは、私自身、ずっと以前から、知っていました
ホームページやブログでも、クライアントさんに、繰り返し、お伝えしてきたことです。

「浄化は、一度、悪くなることがあります」
「それは、浮上のプロセスですから、大丈夫ですよ」

プロとして、冷静に、お伝えしていました。

でも、いざ、自分のこととなると

わからなくなるものなのです。
理論では、わかっている。
私も、クライアントさんに、何度も、お話ししてきた。
でも、いざ、自分が、浮上の真っ只中に立たされると──

「あれ、これ、本当に浄化?」
「このまま、本当に、悪いままだったらどうしよう」
「私、何か、間違ってる?」

頭で知っているはずのことが、心では、わからなくなるのです。

だから、この記事は、あなたへの手紙であり、私自身への手紙でもあります

だからこそ、改めて、言葉にしておきたいのです。

読んでくださっているあなたと、そして、浮上中に、またわからなくなる、未来の私自身にも。

浄化は、一度、悪くなることがある
それは、必ず、流れていく
神業を、信じていい

浄化の、本当のプロセス

表面に出てきた感情は、流れるために、出てきているのです。
そのまま、心の奥に閉じ込められていたら、永遠に流れません。
一度、完全に感じ切ることで、エネルギーは流れ、浄化されるのです。

お稲荷様や、神様、スピリチュアルなお力は、流すために、まず、表面化させてくださる
これが、本物の浄化のプロセスなのです。

だから、こう思ってほしい

もし今、あなたが、こんな経験をされていたら──

「ヒーリングを受けたのに、逆に辛くなった」
「神様にお願いしたのに、問題が大きく見える」
「手放す決意をしたのに、感情が噴き出してきた」

それは、失敗ではありません。
浄化が、進んでいる証拠なのです。

感じ切ることで、流れる

この時、一番大切なのは、戦わないことです。

表面に出てきた感情を、「なんで出てくるの」「消えて」と、押し戻そうとしないでください。

ただ、感じる。

「あ、今、怒りが湧いている」
「あ、今、悲しみが出てきている」
「あ、今、不安が浮上している」

そう、認識して、感じ切ってあげるのです。
そうすると、不思議なことに、ある日、気がつくと、消えている
これが、浄化の神業です。

現実面でも、同じことが起きることがある

これは、感情だけの話ではありません。

現実面でも、浄化のプロセスが起きることがあります

例えば、ビジネスを新しいステージに進めたい、と願った時。

一時的に、仕事が減ったり、お客様が離れたりすることがあります。

「逆効果だった?」と感じる瞬間です。
でも、それは、古いエネルギーで繋がっていた流れが、一度、整理されている時期なのです。

新しいエネルギーの、新しい流れが入ってくるために、スペースが、作られている

こういう現象も、浄化の一部なのです。

諦めないで、ほしい

だから、もし今、スピリチュアルな実践の中で、「悪化した?」と感じる瞬間があったら──

どうか、諦めないでください。

あなたの祈りは、届いています。

神様やガイドたちは、確実に、働いてくださっています。

今、見えないところで、大きな浄化が、進んでいるのです。

そして、最後に

浄化のプロセスを、信頼できるようになると、人生は、ずっと、楽になります。

「悪くなった」と感じる瞬間に、パニックにならずに済む

「これは、浮上中なんだ」と、冷静に受け止められる

そして、必ず、流れていくことを、知っている。

この信頼が、この見えない世界を信じられている方の、深い叡智だと思っています。

どうか、あなたの浄化が、最後まで、見届けられますように。

様々な神業を、私は、心から信じています。

ABOUT ME
ひろみ
ひろみ
セラピスト/ブロガー
精神世界を探求・研究し続けてきて21年。退行催眠のセラピスト。また、夢を見てメッセージを受け取ったり、夢を使ってヒーリングを行うこともしている。いつの間にかどこからともなく夢でメッセージが来るようになり、そのメッセージをこのブログで発信中。
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